運行ルートのご案内です。
行きは『五郎八姫ルート』
仙台駅からR48に入り川内トンネルを抜けて、五郎八姫が住んだ西舘跡手前(コナカ)から右折、陸前落合駅に突き当たり、右へ。
すぐ左折でR457へ入って北上します。
五郎八姫が松平忠輝(家康公の六男)と結婚し、わずか2年で離縁させられ江戸から仙台へ。
政宗公亡き後、茂庭綱元の屋敷だった西舘(グランドクロス東西ライン上)に、五郎八姫が仙台城から移住。
綱元は姫に屋敷を譲り栗駒の文字村へ、洞泉院(グランドクロスの南北ライン上)を建てて隠居。
五郎八姫は弟の二代忠宗と一緒に、根白石の福沢御殿へたびたび泊りがけで通っている。
目的不明(隠し子幽清がいたのでは?蟄居させられた忠輝も双子の兄と入れ替わり仙台へ来ていた?)←小説「ザ・マサムネ・コード」参照
帰りは『行商ルート』
古内家の屋敷跡に建てられた賀茂神社に寄った後南下、北山霊園・輪王寺の脇を抜けて「横田や」の前を通り、仙台駅へ。
ツアーの最後に寄る「横田や」さんは、現在絵本と雑貨屋さんですが、歴史上根白石とは切っても切れない所。
むかし根白石・実沢・朴沢・田中・福岡・芋沢などで収穫された農産物や炭・薪・馬などが
一度根白石に集められ(市場のようだったらしい)、品質などの等級に分類され、馬に乗せたり背負ったりして
中山を越えて城下で商っていたそうです。その休憩地点として横田やさんは「茶屋」のような場所だったようです。
燃料が薪や炭だった当時、根白石は城下に近い山林を有し運搬ルート(山街道)があり、
特に根白石の炭は品質が良くて、高値で取引されたとのこと。
現代は道路が整備されて自動車で普通に通りますが、道も悪く歩くしかなかった時代、
薪や炭を背負っての中山越えは相当きつかった…その高低差も感じながら通ってみてください。
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